英語ネタ PR

私がTOEIC対策で勉強した方法 ー皆がしている事を自分もすることが大事ー

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 みなさまこんばんは、あのつぎはイです。今日も更新やっていきます。今日は英語ネタにしてTOEIC関連を話そうと思います。日本人の多くが名前くらいは聞いたことのあるTOEICという言葉、就活や転職で有利になるとも言われている英語の試験ですが、自分の場合は大学1年生の時に英語の講義を省くため、初めて受験した記憶があります(一定以上の点数で単位取得に変えてくれるもの、しかも今より低い点数で対応してくれていた気がします)。その後大学を卒業し研修を終え、医師として仕事をしながら、知識のupdateをする手段に英語が常に付きまとうことに気が付きました。もちろん専門雑誌ですので、単語や背景知識を入れることが一番大事なのですが、「どうせならみんなが知っているような資格で英語がある程度理解できますと言ってみたい」と方向違いの発想を始め卒後6年目からは定期的にTOEIC試験を受けるようになりました。本当は800点を取得した時点で終えるつもりだったのですが、「せっかくならもう一段階上のレベルまで挑戦したい」と考えて900点を目標に勉強をつづけ、2021年に念願の900点達成をしております。

 TOEICの勉強については、他のサイトでもおすすめの教科書や問題集は言うに及ばず、使い方から勉強法まで色々と言われておりますが、今回は自分が特に800点から900点に至るまでに行った勉強方法を紹介できればと思います。なお、自分が取得しているのはTOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEIC LRと略)の方で、SpeakingやWritingは含んでおりませんので悪しからず。

そもそもTOEICとは

 そもそもTOEICについてですが、正式名称は「Test Of English for International Communication」の略でアメリカにある「ETS」という企業が行っています。コロナ前は年に10回(2,8月を除く毎月)行われていましたが、現在は感染対策の影響なのか、ほぼ毎月、しかも午前午後に分かれて実施されております(現在予定されている日程はこちらから参照できます)。開催地は47都道府県すべてで行われていますが、回によっては開催地が限定されている時があるので注意してください。
 TOEIC LRの試験概要について、最初にListeningが45-47分(試験日によっては前後します)、次にReadingが75分の合計約2時間です。なお、他の試験と異なりListening中にReadingは解かないように言われております(原則として)。問題数はListeningもReadingも100問ずつの計200題。それぞれ問題内容がpart毎に分かれており、Listeningは写真の説明として適する説明を聞いて選ぶpart1が6題、短文に対して適する応答文を聞いて選ぶpart2が25題、2-3人の会話を聞いて設問に答えるpart3が29題、1人の人間がした話について設問に答えるpart4が30題となっており、Readingは短文穴埋めのpart5が30題、文章中の空欄に当てはまる単語や熟語、文を挿入するpart6が16題で、1-3個の文章を読んで設問に答えるpart7が54題(1文章に2個くらいの問題がついているsingle passageが29題、2-3文章に5個くらいの問題がついているmulti passageが25題)となっています。点数としては、各設問ごとの配点は公表されておらず、他の回との難易度を考量して計算されているようですが、5点刻みに10-990点(Listeningが5-495点、Readingが5-495点)の評価となります。
 続いて、ListeningとReadingに分けて、自分が大事にしていた勉強概略を説明します。

Listeningについて

 TOEIC受験生の大半はReadingに比べるとListeningの方が点数が高い傾向があり、勉強する比重もReadingに重きを置くことが多いようですが、実は自分、中高時代からそれなりに英語は勉強していて、TOEICではReadingは単語くらいしかネックになる事が無く、むしろListeningの方が対策がしにくいというか、今まであまり勉強に力を入れてこなかったというか、そんな感じで800点から900点に至るときに重きを置いたのはListeningになります。ただ、勉強したことはシンプルで、公式問題集や精選模試など模試問題を解いて、間違った問題の台本(スクリプト:scriptとも言います)を精読して単語の意味、構文、日本語の意味をしっかりと把握し、その後繰り返しディクテーションやオーバーラッピング、シャドーイングをした、だけです。どこでも言われているような方法ですが、やっぱり高得点者が言っていることは自然と同じような内容になっていくかと思いますし、その方が堅実ではないかと思います。一個ずつ見てみましょう。

スクリプトの精読

 あくまでも間違った問題や正解していても聞いた内容がしっかり理解できなかった問題がターゲットになります。しかもListeningのくせに、まずはスクリプトの精読をします。ここがめちゃくちゃ大事で、精読をしっかりしないと「知らなかった単語の意味を調べて覚えようとする」も「そもそも何を伝えたい文章なのか」を理解することも、「書いてある分から想定する音と、実際に聞こえてくる音の違い」もなーんにも分からないからです。いいですか、低い点数の人にも同じことが言えると思いますが、大事なことは「間違った問題は精読から始める」です。精読の仕方も今後の記事でお伝えできればと思います。そのあとはpart毎に変えて勉強します。

Part1,2対策 ディクテーションをする

  ディクテーションとは聞こえた英語を書いてみるという方法です。これ、めちゃくちゃ効果を感じ取れます。自分は間違えた問題を、翌日以降1日1題選んで音を聞いてディクテーション→スクリプトと音源を聞いてみながらディクテーションの答え合わせをしていました。一つの音源を何度も聞くことになりますし、英語独特の話し方というか聞こえ方も一緒に分かるようになるので、ぜひ試してみてください。特にListeningの点数が伸び悩んでいる方は、仮に正解を選べた問題で結構ですので、改めてディクテーションをしてみてください、正解していても実は聞こえていなかったあやふやな所が綺麗に浮かび上がってきますから。そこを重点に聞きながらディクテーションができるようにしていくと一伸びするのは早いですよ。

Part3,4対策 オーバーラッピングとシャドーイングをする

 こちらはひたすら音読です、ここも大事ですよ、「聞く」ではありません、「黙読」でもありません、「音読をする」です。しかも音源は必須なので、音源が無い問題や文章の場合はあまりListeningには適さないです。音読の方法はオーバーラッピングとシャドーイングという方法です。オーバーラッピングは音に合わせて同時に音読する、シャドーイングは音に少し遅れて(1-2単語位ですかね)音読していく(よくカエルの歌だよと言います)ものです。自分はここに少し工夫を加えました。それは「鬼の変速リスニング」で利用されていたListeningの速さを変えるというものです。鬼変に無い問題や文章であっても、音源さえあれば「Online Audio Speed Changer」を利用すれば(音源ファイルを)、無料で速さを変えた音源が作れるので(著作権の問題があるので、利用は個人の範囲内で、商法利用はしないでくださいね)、それで音読をします。Online Audio Speed Changerの使い方は下の図を参照してみてください。

Online Audio Speed Changerの使い方

 この音源をスマホに入れておけば、電車内でも移動中でもどこでも聞くことができます。自分としては、オーバーラッピングとして等速を2回、1.2倍速を2回、1.5倍速を2回ずつ計6回くらいして、そのあとシャドーイングを等速と1.2倍速で2回ずつ、これで1日1つのスクリプトを10回くらい音読して練習します。

 こんな感じで、間違った問題の復習を、毎日1-2個問題を選んでディクテーションしたりオーバーラッピング&シャドーイングを行っていました。

Readingについて

 こちらについては、本当にあまり力を入れて対策していないです。というのも、必要になる力は「文法」「単語」「構文」「速読」あたりかなと思うのですが、「文法」「構文」は大学受験のために一通りの勉強をしていたこと、「速読」は英語論文とかを読む機会が多いので必然的に鍛えられたこと、の2点が大きいですね。TOEIC LR固有の問題に対策するために一応文法書の問題は解きましたが、メインは模試問題を解いて、間違ったものを適宜復習していくというくらいでした。なので対策は「単語」だけなのですが、こちらは「Anki」というアプリを利用して対策していたので、またどこかで話をしようと思います(実はListening対策でもAnkiを有効利用していたので、別途Ankiの使い方みたいな記事を投稿したいから)。一応いろいろな問題集は解いてきたので、点数別におすすめの問題集とか、overwork気味になりそうな問題集なども今後伝えていければいいなーと思います。

まとめ

 いかがだったでしょうか。TOEICについては、今後も記事を投稿していきたいなと思っていますし、便利なAnkiというアプリも皆さんに紹介していきたいなと思ってます。今後もお付き合いよろしくお願いします。

 それでは皆様、have a nice day and see you next day!